top of page

わかった気になる!!世界史 エジプト編

 

A「次回はメソポタミアの続きとか言っておきながら、今回はエジプトやります。」

B「エジプトか。『エジプトはナイルの賜物』って言葉があるよね。」

A「ナイル川のおかげで農業が発達したんだよ。」

B「ふ~ん。」

A「そのナイル川なんだけど、毎年決まった時期に洪水がおこるので、その時期を正確に調べるために天体観測を行い、洪水の時期を予測するようになります。」

B「ロマンを追い求めて星を見てるわけじゃないんだね。」

A「その結果、『太陽暦』が作られます。また、土地測量の技術も発達していきました。」

B「へぇ~。」

A「そして、紀元前3000年ころに統一王朝が誕生します。国王は『ファラオ』と呼ばれ『神権政治』を行っていました。その時代を3つに区切ると

『古王国』…首都メンフィス 前2700~前2200年頃

『中王国』…首都テーベ 前2100~前1700年頃

『新王国』…首都テーベ 前1600~前1100年頃

という風になります。」


B「『古王国』の時は何があったの??」

A「いろんなファラオが『ピラミッド』作ってたことくらいかな。ちなみに一番大きいのが『クフ王』のです。」

B「高さ144mもあるんだってね。」

A「ちなみに『ギリシャ』の哲学者『タレス』はピラミッドの高さを求めたことがあるんだよ。それと、ピラミッドは昔は奴隷たちに作らせたものだと考えられていたんだけど、最近ではそうでもないらしいって言われています。」

B「ピラミッドどうやって測ったんだろう…。で、『中王国』は??」

A「この時代は『ヒクソス』という遊牧民がやってきてエジプトを征服し、異民族王朝の『ヒクソス王朝』を作ります。この『ヒクソス』は馬と戦車を使ってエジプトを圧倒したようです。」

B「戦車!!この時代にもうあったのか…」

A「お前が想像してる『戦車』じゃねーよ!!」

B「じゃあどんなものよ!!」

A「映画の『ベン・ハー』って知ってる??」

B「知らない。」

A「知っとけよ!!話が進まねーんだよ!!『ベン・ハー』は1951年のアメリカ映画。アカデミー賞史上最多の11部門受賞する、まさに神映画。その中で主人公『ベン・ハー』とライバル『メッサラ』が馬車で競争するシーンがあるんだけど、あれがまさに戦車なんだよ。」

B「ふ~ん。まぁ馬車引いて戦ったのね??」

A「まぁそんなもんでいいや。で、『ヒクソス』によって馬と戦車が伝わり、それを発展して今度は『ヒクソス』を追い出します。そして『新王国』時代に入ります。」

B「この時代は何が起こったの??」

A「有名なのが『アメンホテプ4世』。王の周りの宗教団体(アメンという神を信じる教団)のウザさに見切りをつけ、首都を『テーベ』から『アマルナ』に遷都。そして『アメン』を禁止して『アテン』という新し神を信仰するように強制し、自身も『イクナートン』(アトンに愛されるもの)に改名しました。」

B「ふ~ん。」

A「しかし、『イクナートン』が亡くなると、また元に戻りました。ちなみにこの次の『ファラオ』が『ツタンカーメン』です。」

B「そうなんだ!!」

A「また、紙の『パピルス』や文字の『ヒエログリフ』そして死後の世界を描いた『死者の書』も覚えておいてほしいかな。」

B「『死者の書』って何??」

A「詳しくはhttp://blogs.yahoo.co.jp/mouoteagedesu/7414318.html『わかった気になる!!死者の書』をご覧ください。」

B「わかった!!」

A「それと、もう一つ。『ナポレオン』が発見した『ロゼッタストーン』も話しておこう。」

B「『ナポレオン』ってブランデー??」

A「普通に人物だよ!!」

B「マジックする人だっけ!!」

A「人だけど違うわ!!フランスの皇帝だよ!!」

B「あぁ!!そっちか!!」

A「『ナポレオン』がエジプト遠征のときに見つけた石が『ロゼッタストーン』。この石は『ヒエログリフ』、『デモテッィク』、『ギリシャ文字』で書いてあって、その文字から『ヒエログリフ』の解読に役立ったんだ。で、そのあとフランスの『シャンポリオン』って人が完全に解読しました。」

B「『デモティック』って何??」

A「『デモティック』もエジプトの文字です。そして現在『ロゼッタストーン』はイギリスの『大英博物館』にあります。」

B「イギリス行ったら見に行こうかな。じゃあまた次回!!」







bottom of page