top of page

わかった気になる!!日本史 飛鳥時代編

 


聖徳太子って何やった人なの??大化の改新って何??ってところをやっていきます

 

飛鳥時代…飛ミ,,゚Д゚彡

聖徳太子とか中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)が色々な改革を行う。

『蘇(そ)我(が)氏(し)』が政敵である『物部(もののべ)氏(し)』を倒したあと、『推古(すいこ)天皇』が日本で初めて女性の天皇となりました。その『推古(すいこ)天皇』の摂政(せっしょう)となったのが『聖徳太子』です。

飛ミ,,゚Д゚彡「都を『飛鳥』へ移すぞ!!摂政は『聖徳太子』がやってくれ。」

といことで、ここから飛鳥時代が始まります。今でいう奈良県の明日香村です。

飛ミ,,゚Д゚彡「今まで『氏姓(しせい)制度(せいど)』ってのがあったんだが、あれって家柄が良いってだけで出世できたんだよな。でもそれじゃ駄目だ。やっぱり実力があるやつが出世する世の中にしないとな。ってわけで、『冠位(かんい)十二階(じゅうにかい)』を作るから従ってくれよ。」

『冠位(かんい)十二階(じゅうにかい)』というのは才能さえあれば冠位を与えてどんどん出世できるようにした制度です。その段階を十二に分けたんで、『冠位(かんい)十二階(じゅうにかい)』といいます。

ちなみにそのおかげで出世したのが小野(おのの)妹子(いもこ)です。

飛ミ,,゚Д゚彡「朝廷で働いている人は、だらしない人ばかりだ。きちんと働かせるようにルールを作らなければ。」

ということで、朝廷で働く人(役人)のために作られたのが『十七条の憲法』です。

今の憲法のような庶民に対して出された憲法ではありません。

飛ミ,,゚Д゚彡「中国(隋(ずい))との外交か…中国(隋(ずい))と対等な関係になれば、朝鮮半島の国より地位が高くなって良いことが起こりそうだ。」

さっそく、小野(おのの)妹子(いもこ)などの『遣(けん)隋使(ずいし)』を送りました。

中国(隋(ずい))「この無礼な手紙はなんじゃい!!なめてんのか??」

と大変ご立腹でした。手紙の中味は「俺は今から急成長を遂げる日本の偉い人です。あなたは今から没落していく国の偉い人ですよね(笑)サシで話し合いしない??」

みたいなことが書いてありました。当時、中国側からしてみると、中国と日本の関係は親分と子分の関係だと思っていました。そこへいきなり、対等な関係で話し合いをしようと持ちかけたのでした。

ちなみに、下線部のことを『柵封(さくほう)体制(たいせい)』と言います。
『聖徳太子』はなぜこのような強気な外交に出たのでしょうか??

飛ミ,,゚Д゚彡「このとき中国(隋(ずい))は『高句(こうく)麗(り)』と戦争中でピンチだったんだ。その時に、日本を敵に回してしまったら、『高句(こうく)麗(り)』&日本で攻めてくるかもしれない…と考えるだろう。それを狙って強気な外交に出たんだよ。」

その後も『聖徳太子』は精力的に働きます。

飛ミ,,゚Д゚彡「みんなで、仏教を崇(あが)めようぜ。ということで、『法(ほう)隆寺(りゅうじ)』を建てるぞ!!」

と、色々やっていたのですが、権力を独占したい『蘇(そ)我(が)氏(し)』にとって、『聖徳太子』は面白くない存在でした。

そして、『聖徳太子』が没した後…

蘇我氏「ヒャッハー!!聖徳太子も死んだし、これで俺がNo.1だぜ!!」

とか言って調子に乗り始めました。

蘇我氏「天皇とかより俺の方が偉いんじゃね??あと、聖徳太子の息子ムカついたから、自殺に追い込んどいたから」

とやりたい放題だったので、人々は反感を覚えます。
そこで、『中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)』と『中臣鎌足(なかとみのかまたり)』が蘇我氏を倒すためにクーデターを起こすことにしました。

そして、『蘇我入鹿(そがのいるか)』を殺しました。このことを『乙巳(いっし)の変(へん)』といいます。

飛ミ,,゚Д゚彡「よし、邪魔ものがいなくなったから色々な改革が出来るぞ!!」

ということで、唐のように元号を定め、大化とします。そして『改新(かいしん)の詔(みことのり)』を発表し、

 1.公地公民制(=すべての土地と人民は国家のもの)へ移行。
 2.中央・地方の行政区画を定め、軍事施設を整備。
 3.戸籍を作って人民を登録し、全国の土地を『班田収授法(はんでんしゅうじゅのほう)』により分配
 4.全国に統一的な税制を作る
 としました。

こうした一連の改革のことを『大化(たいか)の改新(かいしん)』といいます。
ちなみに、『班田収授法(はんでんしゅうじゅのほう)』って何すか??っていう質問が来そうなので応えておきましょう。

公地公民により、土地と人民が国家のものになりました。当然田んぼも国家のものです。

しかし、国の役人などが米を作るわけがなく、当然、農民が米を作るわけです。そこで…

国の役人「この土地は国家のものだけど、お前たち農民に貸してやろう!!」

と、偉そうなことを言ってきます。さらに…

国の役人「当然貸してやっているんだから、それ相応の利子を払ってもらう」

などと言ってきました。こうして、国は効率よく農民から税を搾取(さくしゅ)することに成功します。

ちなみに、農民が死んだ場合はその土地は再び国家のものとなります。

そんな感じで、『中央(ちゅうおう)集権化(しゅうけんか)』を進めていっている時に…

飛ミ#,,゚Д゚彡「朝鮮半島の同盟国『百済(くだら)』がピンチだ。援軍を送って助けよう!!」

こうして、『唐(とう)』と『新羅(しらぎ)』の連合軍と戦うことになった日本。

連合軍13万 VS 日本2万7千

飛ミ;,,゚Д゚彡「うん。圧倒的な兵力差だね。こりゃ勝てんわ。」

ということで、『白(はく)村江(すきのえ)の戦い』にあっさりと敗北した日本でした。さらに…

飛ミ,,゚Д゚彡「連合軍が復讐に来たら日本やばくね??九州に兵隊置くぞ!!」

ってことで、『防人(さきもり)』が置かれました。

このあと、『中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)』が天皇に即位して『天智(てんじ)天皇(てんのう)』になりました。

そして、『中臣鎌足(なかとみのかまたり)』は『藤原』という名前をもらいました。のちに栄華を築くことになる『藤原家』の祖先です。


さて、こうして様々な改革をしていった『天智(てんじ)天皇(てんのう)』(中大兄皇子(なかのおおえのおうじ))も死んでしましました。

そこで、問題となってくるのは後継ぎです。

誰が次の天皇になるんだ??と言うことで、『天智(てんじ)天皇(てんのう)』の弟『大海人(おおあまの)皇子(おうじ)』と『天智(てんじ)天皇(てんのう)』の息子である『大友皇子(おおとものおうじ)』が争い始めました。これが『壬申(じんしん)の乱(らん)』です

この戦いで『大海人(おおあまの)皇子(おうじ)』が勝ち、すぐに即位して『天武天皇(てんむてんのう)』になりました。

その後、『大宝(たいほう)律令(りつりょう)』と呼ばれる刑法と行政法を組み合わせたものが出来たりします。

そんで、都を『平城(へいじょう)京(きょう)』へ移すことになります。ここから『奈良時代』のスタートです。

bottom of page