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わかった気になる!!日本史 幕末編

 

幕府の政策はグダグダで、みんな幕府に不信感を抱いていた。そんなときにアメリカからあの男がやってくる!!

 


江戸幕府……江( ^ω^)
鎖国をしているが、外国が迫ってきている。対処に翻弄。

長州藩……長ξ ゚⊿゚)ξ
江戸なんか大嫌い!!反抗期の真っ最中。とにかく幕府が嫌い。

薩摩藩……薩ミ,,゚Д゚彡
策士家。もともとは幕府よりだが、何やら不穏な動きが…

朝廷……朝川 ゚ -゚)
天皇がいるところ。外国人が大嫌い。権力はないが、権威はある。

イギリス……英从 ゚∀从
今からは『大英帝国』の時代だぜ!!まさに『お前のものは俺のもの』状態。

アメリカ…米(・∀ ・)
『フロンティアの消滅』に伴って太平洋に進出してくる。

 

 

米(#・∀ ・)「くそっ!!『イギリス』と『フランス』が『清』を攻撃してら…あいつら絶対に植民地にするつもりだな…俺も欲しいのに!!それもこれも大西洋周りで行くから時間がかかってしまうんだよ!!なにか近道する方法はないものか…」

そこで、アメリカが目に付けたのが日本だった。

米(・∀ ・)「『清』に行くためには太平洋を通っていくのが丁度いいんじゃないか??それにこの『日本』という国で燃料やらを補給すればかなり短時間で『清』にたどり着くことが出来るぞ!!」

というわけで、日本について調べると、何と『鎖国』をして外国船を受け付けないらしい。そこで…

米(#・∀ ・)「おらおらぁ!!この大砲が目に入らねぇか!!ぶっ放されたくなかったら、とっとと『開国』しやがれやぁ~」

江(;゚ω゚)「ちょwww何やってんすか??いきなり来られても困るんですけど…」

『ペリー』が『浦賀』に来て『開国』を要求。とりあえず国書を受け取り、来年返事をするという形で『ペリー』を帰らせた。

江(;゚ω゚)「ここここ、これはやばいぞ!!どうすりゃいいんだよ…」

と幕府は焦りますが、とくに有効な策は思いつかず、ここでもまた幕府の権威を下げてしまいました。そして『ペリー』がまたやってきます。

そして『日米和親条約』を結ぶことになります。

 

 

主な内容は以下のもの

1.下田と函館を開港する(当初の目的である燃料確保のため)
2.片務的最恵国待遇(へんむてきさいけいこくたいぐう)

3.アメリカが日本に領事を置くことを認める

『片務的(へんむてき)最恵国(さいけいこく)待遇(たいぐう)』とは日本に対して最も恵まれた国としての待遇を受ける特権を持っているということ。なので、たとえばアメリカとは関係ない他の国と有利な条約を結んでも、自動的にアメリカもその条約を結んだことになる、ということです。

日本と他の国が条約を結ぶ→その内容が日本とアメリカで結んだ内容よりいいものだった→ここで『ルール発動』→日本とアメリカが新たに条約を結ばずとも、その他の国と結んだ条約の内容がそのままアメリカにも適用される。

しかも、それが『片務的(へんむてき)』なので、日本には不平等な条約でした。

また、最後にある『領事』とは外国に駐留する自国民の保護や監督を行うことです。

こうして太平の眠りから目覚めた日本。ここから幕末が始まります。

また、イギリス、オランダ、ロシアからも同じような不平等条約を結ばされます。

江(;゚ω゚)「ちょ…え??なんで『ハリス』って人が来てるの??おかしくね??」

米(・∀ ・)「いやいや、ご冗談を。『日米和親条約』であなたが書いたんですよ。どちらかの国で必要があれば着任できるって。だからアメリカでは必要だと判断したから下田の領事館に送ったんだけど…」

江(;゚ω゚)「え…。あ!!ほんとだ。両国間って書いたつもりが…誤訳しちゃってるよ…」

米(・∀ ・)「な??ってことで貿易すっからな。まぁ嫌とは言わせないけどww」

江(;^ω^)「とりあえず、朝廷にも聞いてみるよ…」

ということで、天皇の許可を得るために朝廷に向かったのですが…

朝川 ゚ -゚)「通商??ダメに決まってんだろ!! どこの馬の骨かも分からん奴が来て商売をするようになっては末代までの恥だ!!」

江(;^ω^)「ということですが…」

米(・∀ ・)「『アロー号事件』で『イギリス』と『フランス』が『清』をフルボッコにしてるけどさぁ、まぁ正直なところあれってイチャモンなんだよね。だから、今のうちに『アメリカ』と仲良くなっておけば、他の国も手が出せませんよ。」

江(;゚ω゚)「条約を拒否して戦争になったらまずい。条約締結はやむを得ないか…。朝廷に意見を聞きに行ったところであの調子だもんなぁ…朝廷には黙って勝手に条約結んじゃお」

こうして『井伊(いい)直(なお)弼(すけ)』は朝廷の許可なしに『日米修好通商条約』を結びました。

主な内容は以下のもの

1. 神奈川、長崎、函館、新潟、兵庫の開港
2. 江戸、大坂の開市
3. 通称は自由貿易とする
4. 居留地域内では領事裁判権を認める(日本に裁判権がない)
5. 関税は日本に決定権がない不平等なもの

いわゆる関税自主権がなく領事裁判権を認めるというやつです。

しかし、朝廷の許可もなく、しかも、不平等な条約を結んだことに怒りを隠せない奴がいました。それが幕末の主役『長州藩(ちょうしゅうはん)』(山口県)です。

 

 

ξ ゚⊿゚)ξ「この腰抜け幕府!!あんたが貿易したせいで、商人が物を買占めて、物価が上がっちゃたわよ。『百姓一揆』や『打ちこわし』が起こってるし、しかも朝廷の許可も取ってないって…どう責任取るつもりなのよ??」

江( ゚ω゚)「事情も知らないくせに好き勝手言うなよ。そんな奴は徹底的に取り締まるぞ」

長ξ;>⊿<)ξ「なんてこと!!『吉田(よしだ)松陰(しょういん)』さんが斬られちゃったわ」

幕府、つまり井伊直弼が開国反対派を処罰したこの出来事を『安政(あんせい)の大獄(たいごく)』という。

このころになっても幕府は「政治は幕府だけがやるから他は口出すな」のスタンスだった。しかし、この考え方はもはや時代遅れとなっていた。

江(*^ω^)「ぼくに反対する奴は処刑だよ。水戸藩や長州藩のやつらめ。思い知ったか!!」

水戸藩「『安政の大獄』の恨み、ここで晴らすぞ!!」

江(;^ω^)「ちょwwいきなり斬りかかってくるな!!」

こうして『安政の大獄』で敵を作りまくっていた『井伊直弼』は『桜田門外の変』で水戸藩浪士によって暗殺されてしまう。つまり井伊の暗殺と言うのは、幕府が強硬手段を用いて政治をおこなう手法が通用しなくなっていたことを示しているのである。

江(ヽ´ω`)「今までみたいな幕府独裁はもう通用しないよ。でも政治の権力は握っていたい…僕の権威を高めるにはどうしたらいいんだ…」

江Σ(^ω^ )「そうだ!!権威といったら朝廷。だから朝廷の人とお近づきになれば権威と権力同時に手に入るぞ。」

朝川 ゚ -゚)「それで、天皇の妹を嫁に出せと…まぁよかろう。」

これが『公武(こうぶ)合体論(がったいろん)』だ。「公」とは公家、つまり天皇家のこと。「武」とは武士、つまり徳川家のこと。天皇家と徳川家が「合体」つまり親戚になって、「公武」仲良く日本の政治を行っていこう、という「論」だ。

そして、幕末のもう一人の主役『薩摩藩(さつまはん)』(鹿児島県)について見て行こう。

英从 ゚∀从「うわ~長い行列だなぁ…なんだこれ??ちょっと急いでるから前通っちゃうよ。」

薩ミ,,#゚Д゚彡「この無礼者めが!!大名行列を乱しやがって!!斬り捨てにしてやる!!」

英从;゚∀从「ちょ、なに斬りかかってんだよ!」

大名行列を乱したイギリス人を斬り捨てにした事件を『生(なま)麦(むぎ)事件(じけん)』という。そしてこの事件を聞いたイギリス人はぶち切れた。ちなみに「生麦」というのは地名(横浜)のことだ。

英从#゚∀从「ジャップ風情がよくも手を出してくれやがったな。思い知らせてやる」

薩ミ,,;゚ω゚彡「うわ~、薩摩の地にイギリスの軍艦が…え~い、『尊皇(そんのう)攘夷(じょうい)』だ!!俺は幕府の腰抜けとは違うぞ!!戦争じゃい!!」

英从#>∀从「ヒャハハハハ!バカめが、この圧倒的物量、圧倒的火力が目に入らねぇのか??」

『生(なま)麦(むぎ)事件(じけん)』の報復として、イギリスが薩摩を攻撃した。このことを『薩(さつ)英(えい)戦争(せんそう)』と言う。

もちろん結果は薩摩の負け。そして薩摩藩は「『攘夷(じょうい)』するの無理じゃね??」と感じ始める。

『攘夷(じょうい)』の説明もしておこう。『ペリー』がやってきてから幕府は『鎖国』をあきらめ『開国』してしまい、しかも不平等な条約を結んでいたので、ほかの日本人にとってみれば、許せないことだった。だから『攘夷(じょうい)』と言うのは、外国人を見たら斬り捨ててしまおう、つまり外国人を追い出そうってことなんだ。

『尊皇(そんのう)』の説明もしておこうか。まぁ読んで字のごとく天皇を敬おうってことですね。

つまり『尊皇攘夷』とは天皇を敬って外国人を追い払おう、つまり幕府にはもう頼りませんってことだ。だから、『公武合体論』を唱えている幕府にはこの思想は脅威だった。

薩ミ,,゚Д゚彡「正直なところ『攘夷』は無理だな。これからは、外国の長所を導入すべきだろう。とりあえずイギリスと仲良くなって、武器を仕入れやすくしてもらおう。」

英从゚∀从「こいつ…できる!!幕府よりも薩摩藩と信頼関係を作った方が良いかもな」

こうして、両者は急速に接近し、薩摩藩はイギリスの協力のもと、急速に軍備を拡大していくことになります。

『生(なま)麦(むぎ)事件(じけん)』の後…

朝川 ゚ -゚)「おぉよくやった。もっと外国人を排斥(はいせき)しろ!!」

薩ミ,,゚Д゚彡(もう『攘夷(じょうい)』は無理だな…しかし、今は黙っておくか…)

江(;^ω^)「実は『公武(こうぶ)合体論(がったいろん)』をするための条件として『攘夷(じょうい)』をするって約束しちゃったんだ。でも、外国とはもう条約を結んだし…でも、朝廷との約束だから一応『攘夷(じょうい)』は決行する。でも、ここはみんなきっと空気を読んでくれる。僕がとりあえず口だけでも『攘夷(じょうい)』するって言わないと、メンツが立たないってみんな空気で分かってくれる。だから実際には『攘夷(じょうい)』する奴なんていないよね」

しかし、幕府の予想とは裏腹に空気を読めない藩がいた。

長ξ ゚⊿゚)ξ「『攘夷(じょうい)』してもいいのね??じゃあ野郎ども始めるわよ~!!下関を通ってくる外国籍の船を攻撃しちゃいなさい!!それと、京都でも『尊皇(そんのう)攘夷(じょうい)』の運動を広めるのよ。幕府に対しても臆することないわ。ガンガンいっちゃいなさい!!」

朝川 ゚ -゚)「『攘夷(じょうい)』はしたいが幕府を倒すことはしたくない。それに【和宮(かずのみや)】(天皇の妹)を討たなければならないし、外国を叩くには武備が整っていない。『尊皇(そんのう)攘夷(じょうい)』やっているやつを追い払え。やっぱり『公武(こうぶ)合体論(がったいろん)』でいきますわ。」

薩ミ,,゚Д゚彡「と、いうことだ。長州藩は京都から出て行きな!!(それに朝廷の味方になれば色々得なことが多そうだしな)」

長ξ#゚⊿゚)ξ「薩摩…それに会津も。ちょっとどういうことよ!!とくに薩摩。あなたも『攘夷(じょうい)』やっていたじゃないの。この裏切り者!!」

薩ミ,,゚Д゚彡「『攘夷(じょうい)』は無理だからやめとけ。それに朝廷は『公武(こうぶ)合体論(がったいろん)』を勧める気だぞ。」

長ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そんな!!朝廷は攘夷派が実権を握っているずよ!!」

薩ミ,,#゚Д゚彡「ふっ…まぁ確かにさっきまではな…だが天皇が直々にお決めになったのだ。だからもう、お前らの居場所はないってことだよ!!とっとと帰んな!!」

当時朝廷は攘夷派が主導権を握っていました。彼らは長州と結び、外国に門戸を開けてしまった幕府を倒して天皇の親政を実現すべきだと考えていましたが、当の天皇はむしろ朝廷と幕府が協調していこうという公武合体派でした。そこで天皇は会津藩・薩摩藩に密かに指令を出してクーデターを決行する。このことが8月18日に起こったので、『八・一八の政変』と呼ばれる。

長ξ;⊿;)ξ「うぅ…薩摩藩にしてやられたわ…。とりあえず朝廷の尊皇(そんのう)攘夷(じょうい)派の公家の七人を連れて、長州に引き返すわ。」

このことを『七(しち)卿(きょう)都落ち(みやこおち)』と言ったりする。『八・一八の政変』の出来事の中の一つだ。先ほども言ったが、これまで朝廷は長州藩と仲が良かったが、天皇が「やっぱ攘夷するの怖い」と言ったので、長州と手を切り、そのときに薩摩が「僕は天皇の味方ですよ」と忍び寄ってきたので、薩摩と仲良くすることにしたのだ。長州藩からしてみれば「天皇を取られた」と思っただろう。

長ξ ゚⊿゚)ξ「悔しいわね。とにかく力ずくでも天皇を奪還するわよ。もう一度京都へ進軍よ!!」

朝川 ゚ -゚)「もう『攘夷(じょうい)』は辞めたのだ。」

薩ミ,,゚Д゚彡「その通り。これ以上天皇に近付くようなら俺が相手になるぜ!!」

長ξ#゚⊿゚)ξ「ま・た・薩摩!!いい加減にしなさいよ!!」

朝川#゚ -゚)「いい加減にするのは貴様じゃ、長州藩!!朝廷を攻めるとは何事!!朝廷の敵とする。」

これが『禁門の変』、または『蛤(はまぐり)御門(ごもん)の変(へん)』と呼ばれるもので、天皇奪還のために御所(朝廷)を攻めたものである。長州は会津・薩摩の前に敗退した。さらに、朝廷からは国賊あつかいされてしまうのだった。

江( ^ω^)「御所を攻めるとかバカだお。長州藩は今が叩き時だな。『第一(だいいち)次長州(じちょうしゅう)征討(せいとう)』を行うお!!行け薩摩藩!!」

薩ミ,,゚Д゚彡「ふっ…了解。(今は従っておくか…)」

長ξ#゚⊿゚)ξ「やったろうじゃないの!!」

英从#゚∀从「長州このやろう!!さっきはよくもやってくれたな。徹底的にぶちのめしてやる」

長ξ;゚⊿゚)ξ「え、な、なによいきなり!!しかもイギリスだけじゃなくて4カ国も外国の艦隊が…こんなのじゃさすがに戦えないわ。」

思い出してほしい。外国籍の船を攻撃しちゃいなさい、と言って外国を攻撃していたのだ。このときはその報復をされたのだ。これが『四国艦隊下関砲撃事件』という。

長ξ;>⊿<)ξ「いままで散々『攘夷』だとか言ってきたけど、やっぱり外国は強かったのね…でも外国への攻撃は幕府の命令だからね。仕方なくやったの。だから賠償金は幕府あてにしてよね。」

長州藩は『四国艦隊下関砲撃事件』と『第一(だいいち)次長州(じちょうしゅう)征討(せいとう)』でも負けてしまうが、ここで『坂本竜馬』が登場。そして日本の歴史は大きく変わる。

坂本竜馬「薩長が一緒になれば幕府と同等に戦えるのに…しかし『八・一八の政変』と『蛤(はまぐり)御門(みかど)の変(へん)』で両者の仲は最悪。でも、この局面を切りぬけて見せる。」

こうして【坂本竜馬】の働きかけによって『薩長(さっちょう)同盟(どうめい)』が成立したのであった。

長ξ///)ξ「べ、別にあんたのために協力するわけじゃないんだからね。勘違いしないでよね!!」

薩ミ,,゚Д゚彡「まぁとりあえず俺がこの同盟結んだことは、幕府には内緒な。バレたらことだ。」

長ξ ゚⊿゚)ξ「わかったわ。よぉし、そうとわかれば幕府を潰すわよ!!」
幕府を潰す…もう気付いただろうか??薩長は外国と直に戦い、その実力を知り『攘夷』をあきらめた。そして、その矛先を『討幕』に、つまり、幕府を潰すことに向けたのだ。

江(#^ω^)「また長州が調子に乗ってるな!!ということで『第二次長州征討』を行うよ」

薩ミ,,゚Д゚彡「今回、俺は出ないぜ…用事があってな。(長州と同盟結んだからな。)」

長ξ#゚⊿゚)ξ「今回は最新の武器も手に入れたわ!!それに薩摩も来ない。かかってきなさい!!」

この『第二(だいに)次長州(じちょうしゅう)征討(せいとう)』では薩摩が攻撃してこないのが分かっていたので、長州は有利だった。それに、この戦いのさなか徳川の将軍が死んでしまったため、この戦争は中止。

さらに討幕に反対だった天皇も死んでしまった(毒殺説も)ため、一気に討幕の流れになった。そして…

江(;^ω^)「もう無理だお、僕が政治をするのは辞めるお。天皇に政権を返すお。」

これが『大政(たいせい)奉還(ほうかん)』である。これは、幕府が握っていた政権を朝廷に返すことだ。幕府とすれば名目上は政権を失うが、それでも日本で最大勢力であるため、今度は朝廷の中で実権を握るチャンスが残り、薩長も手出しができないというメリットが期待されました。

しかし、そんなことを見過ごす薩長ではありません…

ちなみに明治天皇が朝廷(王政)に政治が戻ってきた(復古)と言うことを宣言した(大号令)ことを、『王政(おうせい)復古(ふっこ)の大号令(だいごうれい)』という。つまり、天皇中心の政治をするということを宣言しました。

 

 

長ξ;゚⊿゚)ξ「やっと幕府が朝廷に政権を返したけど、やっぱり徳川の勢力は大きいわね。」

薩ミ,,゚Д゚彡「ふむ…せっかく新政府になったんだ。元将軍がいたら江戸と変わらねぇしな。」

長ξ ゚⊿゚)ξ「ここは、完全に王政復古させるために、徳川家をいじめる必要があるわね。」

こうして、『小御所(こごしょ)会議(かいぎ)』と後に呼ばれる会議が開かれ、

『徳川慶喜(よしのぶ)』の処遇について激論が交わされました。この中で「『徳川慶喜(よしのぶ)』は、官位である内大臣を辞職すること、さらに領地を朝廷へ返納すべし」という意見がでました。これを『辞官(じかん)納地(のうち)』という。

江(#^ω^)「黙って聞いてりゃ、さっきから好き勝手なこと言いやがって。戦争だお。」

こうして『戊辰(ぼしん)戦争(せんそう)』に突入しますが、最新の武器をそろえた薩長は強く、ここで徳川家などの旧幕府勢力は完全に一掃されてしまうのでした。この後は薩長が権力を握ることになります。

そして時代は明治になります。

 

 

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