1
『忠実な部下』
スターリンとアイゼンハワーが会談をしていると、自分のボディーガードが どれだけ自分に忠実かで口論になった。
アイゼンハワーが自分のボディーガードに命じた。
「おまえ、今すぐあのがけから飛び降りろ」
会議場の近くにあるがけの高さは数十メートル。落ちれば即死である。
ボディーガードはすぐにこう言った。
「そんなことできません。私は故郷に娘や妻を残してきているのです」
次にスターリンが自分のボディーガードに命じた。
「おまえ、今すぐあのがけから飛び降りろ」
ボディーガードは何のためらいも無く飛び降りた。
が、崖の中腹に生えていた木に引っ掛かり奇跡的に無傷で救出された。
救出されたボディーガードを新聞記者が取り囲んで、なぜ無茶な
命令を拒否しなかったのかと聞いたところ
ボディーガードはすぐにこう言った。
「そんなことできません。私は故郷に娘や妻を残してきているのです」
2
『ストライキ』
秘書「大変です書記長。炭鉱夫がストを起こしています!!」
書記長「しょうがない…今すぐ炭鉱夫に給料を出せ」
秘書「触発されて教師もストを行い始めました!!」
書記長「う~ん…教師にも給料を出せ」
秘書「今度はコルホーズ(農民)もストを始めました!!」
書記長「えぇい、コルホーズにも給料を出せ!」
秘書「書記長!!炭鉱夫と教師とコルホーズが残り半年分の給料を出せと言っています!!」
書記長「もういい!!今すぐ特殊部隊の給料を出せ!!」
3
『改宗か火刑か』
「新大陸」のある首長が捕らえられ、スペイン人宣教師に改宗か火刑
を選ぶように言われて質問した。
首長「ところで、天国にもスペイン人は居るのか?」
神父「勿論だ。」
首長「火刑にしてくれ。」
4
『たくさんあるもの』
あるとき列車にフランス人と日本人とパキスタン人とアフガニスタン人の
4人が一緒に 乗っていました。
フランス人がワインを列車の窓からを捨てました。
「どうしてそんな事をするんだい?」フランス人に 対してたずねました。
するとフランス人は
「ワインはフランスにはたくさん有るからね」と答えました。
次に日本人が時計を 列車の窓から捨てました。
「どうしてそんな事をするんだい?」日本人に対してたずねました。
すると日本人は
「日本には時計はたくさん 有るからね」と答えました。
次にアフガニスタン人が麻薬を列車の窓から捨てました。
「どうしてそんな事をするんだい?」
アフガニスタン人に対してたずねました。するとアフガニスタン人は
「アフガニスタンには麻薬はたくさん有るからね」と答えました。
パキスタン人はアフガニスタン人を列車の窓から捨てました。
5
『東ドイツ』
ホーネッカー(東ドイツの国家元首)が朝起きて東の窓に太陽にあいさつした。
「おはよう、太陽」
太陽は言った。「おはよう、ホーネッカー」
昼になってまた同じ窓から太陽にあいさつした。
「こんにちは、太陽」
太陽は言った。「こんにちは、ホーネッカー」
夕方になってまた同じ窓から太陽にあいさつした。
「こんばんは、太陽」
太陽は言った。「俺はもう西側だよ。バーカ」
6
『ソビエトの歴史』
「ソビエト連邦」という列車が走っている途中、いきなり停車した。
見てみると列車の前のレールがない。
レーニンは自分でレールを敷いた。
スターリンは責任者を銃殺にした。
フルシチョフは楽観的だった。「まあいいさ。後ろのレールを外して前につければいい」
ブレジネフは周りに言った。「カーテンを閉めろ。そしてみんなで列車をゆするんだ。ほーら。走っているような気がするだろう?」
アンドロポフとチェルネンコはどちらも「レールが直らなければすすめない」と言って何もしなかった。
ゴルバチョフは「レールがない!レールがない!」と世界に向けて叫んだ。
最後のエリツィンは列車をぶちこわした。
7
『影武者』
フセイン大統領の10人の影武者が某所に集められ、極秘会議が行われた。
「君たちにいい知らせと悪い知らせがある」
幹部は言った。
「まずいい知らせだが、フセイン大統領は爆撃に負けずに生きている!」
「おお!大統領バンザイ!!」
「で、悪い知らせだが、大統領は片方の腕をなくしている」
8
『恐怖政治』
スターリンがベリヤを呼び付けていった。
「ワシの腕時計が見つからん。誰かが盗んだに違いない。すぐに犯人を捜し出せ」
「分かりました。同志スターリン」
その後、腕時計はスターリンの机の中から出てきた。
「もういいよベリヤ。腕時計は見つかった」
「遅すぎます同志。すでに20人の容疑者を逮捕しましたが、全員が犯行を自白しています」