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スコットランド独立問題について

 

A「スコットランドがイギリスから独立するかもしれません。」

 

B「そうみたいだね。というかスコットランドってどこだっけ??」

 

A「地図を見てみよう。」

 

B「イギリスの上のほうなんだ。けっこう大きいね。」

 

A「そうです。面積でいうとイギリスの約三分の一、人口は約十二分の一(530万人)です。」

 

B「なんで独立したがってるの??」

 

A「1番大きな問題は民族としてのアイデンティティーかなと思います。多くの人が『俺たちはスコットランド人だ』と思っていることが独立の大きな原因なのでしょうね。」

 

B「日本に住んでいると、あんまり民族としてのアイデンティティーって感じないんだけどね。」

 

A「まぁあえて言うなら山口県民が『俺たちは長州藩として生きていくから日本から独立する』とか言ってるようなもんですかね…」

 

B「うん。なんとなく想像はできた。」

 

A「スコットランドはもともと独立国でしたが1707年にイングランドとスコットランドは合併して連合王国の一地域になりました。基本的にそれが現在まで続いています。」

 

B「なるほど。」

 

A「しかし1998年には地方分権を進めるブレア政権でスコットランド議会が復活。ここでスコットランド議会が分離独立を求める運動を展開して、住民投票を行うことになりました。」

 

B「状況はどんな感じなの??」

 

A「本当に真っ二つですね。本当に五分五分くらいです。独立派の意見は北海油田の存在やスコットランドはイギリスにおける人数が少ないので、イギリス政府における民意がきちんと反映されていないから独立しようということになっています。」

 

B「反対派の意見は??」

 

A「まず、通貨としてポンドが使えないので経済的に困るでしょうね。また北海油田も枯渇の危険もあります。EUに入り直すのも難しそうですね。スーパーの品物の値段が上がるみたいです。」

 

B「9月18日に行われる選挙でどっちが勝つでしょう??アイデンティティーが勝つかイギリスの伝統が勝つか。」

 

 

 

画像はウィキペディアからです。

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